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長屋物語り
※5割方ふぃくしょんです♡

若葉薫るオタルナイの、とある晴れた日の巳の刻に、うちの長屋(工房御茶処ルカ)の前を、お姫様がお通りになられました。

カラカラカラ(ドアを開ける音)、「すみませぬ、お茶を一杯いただけませんか?」

「へい!お茶でごじゃるな!丁度新茶の佳い品がありますけんお姫様にご馳走いたしマンボ~♪」

何て素敵なお召し物じゃろか いいね!いいね!本当にいいね!

お姫様は着物がとても似合います!
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着付けも全て御自分でされてます。素晴らしいです!以前から素敵な方だなとは思っていましたが、着物に嵌っていたとは!

敢えて言わせてもらうならパーフェクトな選択だわ。 

知性・教養・持って生まれた品の良さ・ちょっとお間抜け(←見たこと無いけどきっとあるに違いない)なトコなんかもあって・・・。


この人ならきっと、画家バルテュスの奥様・節子さんの路線を歩まれると思うのであります。(以前読んだ本でふっと頭に浮かびました)
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実は、うちの工房で創った紙風船のカンザシを御髪に付けて見せに来てくれました。
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和服はやっつぱり、襟首(うなじ)じゃな、着物は後姿の美しさがなんてったって雅なんですもの!

マダムはいつしか、篠山紀シ子に・・・

「ダミじゃ、こんな暗い室内では・・岡っ引き(R氏)はレフ板持ってくれないし~、そうだ!外で写そう!姫さまは傘持って!w」

カメラマンって、モデルに対して案外我がままが通るのかも~~そんな気がする今日この頃であります。









外のロケーションはメチャ良くないけれど、和服にはその場所の雰囲気をガラリと変えるパワーがあります。
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普段は思わないけれどもこんな時は、良いレンズのカメラが手元にあったらよかったのにな~と思いました。
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立てば芍薬、座れば牡丹、歩く姿は百合の花・・・

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「着物はいいですよ、樋口可南子さんみたいに髪が短くても問題無く着れますから♪ 如何ですか?着物の仲間になりませんか?」


うっ!ぶめのなつ、てっそのおり、もうりょうのはこ・・・・いやいや、

確かに千歩譲って、髪が短いとこだけ同じだから、マダムも着れないことはないのじゃ・・が・・・ぽっくる・・・。




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日本の美



次は姫様からの贈り物です~♪
by madamucho | 2009-05-31 22:37 | 工房にて
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